あけましておめでとうございます

あたらしくあくる年をば百年の

春のはじめとうぐいすぞ鳴く

       紀貫之

新しく明けた今年は 百年も続く春の始まりであると

うぐいすも鳴いて祝っているよ








あけましておめでとうございます正月


ブログ更新がなかなかできずに…今年はもう少しきちんとしたいな…と思います。


昨年は私の還暦の年。3月には準大賞(創玄展)を思いがけずいただく事ができて


とても充実したよい年になりました。


また今年は更に飛躍した私なりの仮名文字ができたら…と願うばかりです。


ところで6年ほどアトリエ美・百代相としてお世話になっていた

小野 釜ヶ瀬にさよなら…をしました。


ミュージシャンや、昨年はすてきな料理人も登場していただき

思い出はつきませんが

新たな場所を探しつつ、また変わった美・百代相ができるまで

ちょっとおやすみです。


釜ヶ瀬に来ていただいた皆様に感謝いたします。

ありがとうございました。

at 09:00, 藤井美相, 書道

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篠田桃紅〜百の譜〜

 年の数ほど線を引く
一本の線は生きてきた一年一年 その積み重ね
何か新しいものを加えて生きていきたい
何か新しいものを創っていきたい
半歩でも三分の一歩でもずっと前に出て
昨日よりは今日のというように
衰えというものはあるけれど
老いてはじめて選べるものもある

    桃紅 2013年1月インタビューより




関市立篠田桃紅美術空間、岐阜現代美術館、

岐阜県美術館、画廊光芳堂の4会場が連携し

桃紅100年の歩みを辿るかつてない規模の回顧展があると聞いて

どうしても行きたくて行きたくて、

4月11日〜13日まで名古屋に行って来ました。



私のあこがれの人尊敬してやまない人篠田桃紅

文字の領域を越えて抽象へと展開し

墨を使った独自の表現スタイルを確立し

100歳になった今でも創作活動を展開していることは

誰にも負けない強さを感じました。



本物を見る!!

その作品の前に行ったとき

どの作品もひきつけるものがあり、いつまでもその場に居たい気持ちでした。

今回は4会場を一同に見ることができて

桃紅100年の歩みをこの目で存分に堪能させてもらいました。

私は、いつまで書けるのかな....

at 19:12, 藤井美相, 書道

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王義之展

 絶等寸の 山の峰の上の桜花
       咲かむ春べは 君し思はむ
                     万葉集巻9ー1776
                     播磨娘子

 たゆらきの 山のをのへの桜花 咲かむ春べは君ししのはむ


石川大夫が播磨守の任を終えて帰京するとき、その地の女性が別れを悲しんで贈った歌です。
絶等寸山(たゆらきやま)は国府のあった姫路市あたりの山なのでしょう。

( 絶等寸山の峰の上の桜が咲くころには、きっと思い出して
 お慕いすることでしょう。あなたをこそ… )



【天領日田おひなまつり】

今年も私の題字のポスターが採用されて、おひなまつり始まりました。

3月31日までです。

春めいた天領日田にどうぞお出かけください。




書を芸術にした男 書聖 王義之展
1月22日(火)〜3月3日(日)
東京国立博物館



去る2月16日 王義之展を見るために東京に行ってきました。

私たちが書の勉強をする上で欠かすことのできない王義之の書
(中国4世紀東普時代に活躍 303〜361)


王義之の真蹟は一つも残されてはいませんが、
宮廷でつくられた複製は信頼のおける資料となって残っています。

世界で十指に満たない唐時代の精巧な模本5点を一同に見ることができたこと
それから世紀の大発見、大報帖を見ることができたこと
一見の価値がありました。

すごい感動でいっぱいになりました。


書の友人で、北海道音更高等学校 野坂武秀先生からメールが来て、
二度と見ることができないかもしれないよ、東京に行くべきだよ...

と言われ決心して行った事は間違いなかったと…。

野坂先生はありがとうございました。


この目でいろんなものを見る、その場所に行ってみる、
自分の作品を作る上で重要なことだと感じます。


だんだん暖かくなってきました。
そろそろ冬眠していた墨染を開始しなければと思っています。

どうぞまた今年も何カ所か個展をと思っています。

またその節にお会いできたら幸せです。

at 18:46, 藤井美相, 書道

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養真選抜書作展

外にも出よ 触るるばかりに 春の月
            中村 汀女

赤味を帯びたそれはそれは大きな月が
山の端に上がりました。 こんな佳い月が上がっているのに
家に籠もっているなんて もったいない
外に出て共に月を仰ぎましょう。

単に外出するというだけでなく自分の殻から出ませんか?
いつもの場所、いつもの時間から飛び出して
月に花に親しんでみませんか?
そこには思いがけない出会いや答えが待っているかもしれません。






2月6日から11日まで

養真選抜書作展が小倉井筒屋で開催です。

今回は私が作品解説の依頼をうけました。

2月10日(日)14:00からです。

どんな解説をすればいいのか…

皆をひきつけるような事はいえませんが

私なりに仮名の美しさを語ってみたいとおもいます。 

どうぞお出かけください。

at 20:59, 藤井美相, 書道

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私の題字

 ポスターの題字を頼まれて(アドゲイツ明石さんから)

書かせてもらいました。

そのポスターが採用されれば皆様の目にふれる事ができるけれど

だめな時はお蔵入り。

今回は頼まれた分、どちらも採用されて書いた私はうれしかったです。



書家だからすぐ書けるやろ...ちょちょっと書いて...

なんて言われるけど、そんなものではありません。

何枚、何百枚と書いて やっと1枚出来上がります。

前にも、ブログ「私の看板」で書いたけれど

その書いた字を、今度はどうポスターに生かしてくれるのか

それはまた ポスターをデザインする人の手にかかっています。

いろんな人の手によって、1枚のポスターが出来上がる事

身に染みて感じました。




おひなまつり2月15日〜3月31日まで

どうぞ足をお運び下さい。


そしてポスターもゆっくり眺めてくれたらありがたいです。

また寒い日が続きますが、春の気配すぐそこまで来ていますよ。

日田のおひなまつり散策してみてはいかが




春の苑 紅にほふ 桃の花
下照る道に 出で立つ少女
       (大伴家持 巻19-4139)

(春の庭に咲く 紅色の美しい桃の花
その下の紅に映える道に立つ少女よ)

at 12:17, 藤井美相, 書道

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私の看板

 日田市新治(にいばる)町に新しく立て替えたお店

「義々」(ぎゅうぎゅう)があります。

その看板の字を私にと、GO設計 後藤憲行さんから

依頼があり、書かせてもらいました

出来上がった看板を見て、

色、材質等々 おしゃれにできているとうれしく思いました。


いくら字をデザインして書いても

それを生かしてくれるか、くれないかは

そのまわりのデザイン次第です。

あらためて後藤さんのセンスを見なおしましたよ!!

料理は、洋風料理が主です(パスタ、ピザ、肉おいしいよ)

でも さしみからいろいろ マスターの気分?次第で作ってくれます。

先日娘夫婦、長男の嫁、孫と集まったので、予約して行きました。

とってもおいしく、おかげ様で体重オーバー!!

皆さんも食べに行ってくださいね






義々(ぎゅうぎゅう)
営業時間 pm6:00 ~12:00
不定休 TEL 0973-24-7333



at 23:06, 藤井美相, 書道

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吉田 成美先生 おめでとうございます!!

 吉田成美先生第47回 創玄展

文部科学大臣賞 吉田成美先生 おめでとうございます

我ら 養真書道研究会 副理事長 吉田成美先生が

最高賞に輝きました。




とってもうれしくて...

大きな大きな拍手を送りたいと思います。

空の上から 成堂先生が 一番よろこんでいることだろうなぁ...

本当におめでたいことです。

表彰式、祝賀会(3月12日)には

私も出席して お祝いを盛り上げたいと思いま〜〜〜す

今年でなくなる グランドプリンスホテル 赤坂(赤プリ)

いつも 表彰式、祝賀会と

お世話になった最後の赤プリに行けることも

何かの思い出になることだろうと思っています。






春一番の思いよ届け

青空はあなたに続く

色の階段   
         俵 万智



     

at 14:52, 藤井美相, 書道

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日展初入選!

 10月16日午後、小野のアトリエ開き準備中

日展入選の知らせが 最初硯山(株)の社長からありました。

自分の事とは思えず 何が何だかわからず

しばらくは うそだろうと 信じる事ができませんでした。



TELを切ったと同時に すぐ井之上南岳先生から

おめでとう!よかったね!のTELが。

やっぱり本当!!

でも なぜ 私が入選出来たのか・・・・・・

日展のことなんて いつが審査だなんて 頭の中には

微塵もありませんでした。



世の中が 地球が ひっくり返ったように

ずっと落ちつかずウロウロ・・・

自宅に帰ると入選通知があったのです。

祝電、手紙、お祝いのTEL、花 etc・・・・・

だんだんと実感がわいてきました。



日展入選は夢のまた夢

遠い遠い手の届かないことと思っていたことが現実になって

心から”うれしい”と思えるようになりました。



ふと空を見上げたら

吉田成堂先生と私の両親が笑って手をふってくれている顔が見えました。

この場にいてくれたら どんなに喜んでくれていただろう

と思ったら 涙があふれて 

せっかくの澄みきった青空が霞んでしまいました。



いろんなことが 苦と思わずやってこれたことは

多くの人の支えがあっての事だと思っています。

私のまわりのみんなに心から”ありがとう”と言わせて下さい。


一層の精進をしていきたいと思います。

これからもよろしくお願いします。ありがとう

美相


日展




at 19:44, 藤井美相, 書道

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